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イランカラㇷ゚テ!

 アイヌの人々は、山、川、海、動植物、道具、衣服など、人間が生きるために何らかの関わりを持っているすべてのものはアイヌモシㇼ(人間の大地)を訪れたカムイ (神)が姿を変えたものであり、アイヌとカムイがよい関係を結ぶことで、お互いに幸福な生活が保たれると考え、自然をはじめとするあらゆるものと共生する生活を営み、固有の言語であるアイヌ語を有し、ユカㇻなどの口承文芸、アイヌ古式舞踊(1984年国指定重要無形民俗文化財、2009年ユネスコ無形文化遺産)、アイヌ文様など、独創的で豊かな文化を育んできました。

 平成31年4月にはアイヌ施策推進法が制定され、令和2年7月には、アイヌ文化の復興・発展に向けたナショナルセンターである「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が北海道白老町にオープンし、アイヌ文化への関心が高まりを見せています。

 本事業は、文化庁の委託を受け『日本博』主催・共催型プロジェクト「ウテカンパフェスティバル」として実施するものであり、ポータルサイト「Touch The Ainu Culture」を通じて、多様な視点からアイヌ文化の魅力を発信します。

 この機会に、多くの方々にアイヌ文化にふれていただき、その魅力を感じていただけることを期待しています。

ウテカンパフェスティバル受託事業者

※「ウテカンパ」とは、アイヌ語で「手をつなぐ」という意味です。
※当サイト内で使用しているアイヌ文様は、一般社団法人 阿寒アイヌコンサルン・二風谷民芸組合からご提供いただいた文様です。